看護師養成課程における子どもの心に関する教育の実態調査 調査結果のお知らせ

看護師養成課程における子どもの心に関する教育の実態調査(平成25年科学研究費補助金基盤(C)児童・思春期精神科病棟における看護実践能力向上のための学習プログラムの構築より)の報告書です。

調査結果のポイントは下記の通りです。

  • 子どもの心の発達、子どものメンタルヘルス、法律、精神疾患の概念と治療などの基礎的な内容については、概ね8割以上の教育機関が授業を実施している一方で、精神疾患を有する子どもの看護、子どもの心のケアに関する支援機関、精神疾患をもつ子どもの家族への支援など実践的な内容について授業を実施している教育機関は、概ね 4 割以下であった。
  • 看護師養成課程において、子どもの心に関する教育は、基礎的な知識については教授されているものの、実践的な内容については十分に教育が実施されていない。
  • 教員の多くは、子どもの心に関する教育を充実させる必要性を感じていた。

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