「社会的孤立状態にある人への支援における支援者の困難と工夫の実態」調査結果を掲載しました

「社会的孤立状態にある人への支援における支援者の困難と工夫の実態」調査結果のお知らせを「研究成果」に掲載しました。

社会的孤立状態にある人に対する支援における支援者の困難と工夫の実態を明らかにする ために、主要な支援機関であるひきこもり地域支援センターと生活困窮者自立相談支援機関を対象に、支援の実施状況、困難に感じていること、工夫していることについてアンケート調査を行いました。

ひきこもり地域支援センターの 9 割、生活困窮者自立相談支援機関の 5 割以上が、2021 年 年度上半期に社会的孤立状態にある人やその家族に対して支援を提供していました。ひきこもり地域支援センターは、家族支援、居場所支援、他機関との連携など幅広く支援を展開しており、生活困窮者自立相談支援機関は、訪問支援・同行支援に力を入れているという特徴がありました。

この調査結果をもとに、今後は、居場所と訪問支援に焦点をあてて効果的な援助方法の指針をまとめていきたいと考えています。