児童・思春期精神科病棟における看護ガイドラインが臨床看護師向けQ&Aとしてついに完成!

平成22年4月から3年間取り組んできました「児童・思春期精神科病棟における看護ガイドラインの開発」ですが、ドラフトに対する妥当性と実用性の検証を踏まえて修正を行い、臨床看護師向けに「児童・思春期精神科病棟の看護 基本のQ&A」として冊子にまとめることができました。

この冊子は、これまで本研究にご協力下さった看護師やその他の専門職の皆さま、全国児童青年精神科医療施設協議会加盟病院に郵送しました。臨床看護の場で、ご活用頂けと大変うれしいです。また、このWEBサイトから全文を自由にダウンロードして頂くことができます。

https://capsychnurs.jp/gl/

このガイドラインには、児童・思春期精神科看護の原則的な考え方をわかりやすくまとめることができたと自負しています。

ただ、臨床現場で遭遇する実際の子どもたちを前にした時に、このガイドラインの内容がどこまで応用できるかについては今後の課題だとお感じています。ガイドラインが、実際の臨床事例に適応できてこそ、本当の意味で意義があると思うからです。

そこで、児童・思春期精神看護分野の認定看護師を対象に、児童または思春期の患者への看護において経験した困難な状況について、例を挙げて話してもらというヒアリング調査を行いました。そして、その困難な状況についてガイドラインの見解に基づく対応を一緒に考えました。

このヒアリング調査の結果は、平成24年度 研究報告書として、こちらのページからご覧いただくことができます。https://capsychnurs.jp/research/h24/

報告書には、「社会の矛盾をするどく突いてくるA君」の事例を取り上げ、ガイドラインの見解に基づいて解説しています。

Q&Aを参照しながらお読み頂くことで、児童・思春期精神科看護の基本を実際の臨床事例を通して、よりわかりやすく学べると思います。

 

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