児童・思春期精神科病棟におけるコンピテンシーの構成

児童・思春期精神科看護におけるコンピテンシーは、以下の5つの領域に分類されます。

アセスメント 効果的な情報収集を行い、子どもと家族を包括的に理解し、ニーズを特定し、介入の糸口を見つける。
援助の基盤づくり 子ども・家族とのコミュニケーションを通して自己洞察を深め、良好な援助関係を構築する。
援助行動 子どもと家族のもつ問題を解決するため、および、成長発達を促すために、計画的かつ効果的に看護を実践し、評価する。また、予期せぬ状況に対して、臨機応変に看護実践を展開する。
協働 多職種チームおよび看護チームの一員としての自分の役割を見出し、チームワークおよびリーダーシップを発揮して、ケアの質の向上に寄与する。また、他機関への働きかけや、資源の掘り起こしを行う。
専門能力の開発 児童・思春期精神科看護の専門性を理解し、さらなる知識の獲得と看護実践能力の向上に対して意欲的に学習を継続する。